🔩 AWS Summit 2024 参加レポート
2024-06-22
はじめに
2024年6月20日と21日にAWS Summitが行われ、自分は1日目のみ参加してきたのでその際のレポートとなります。

いつもの看板
来場
- 9時40分くらいに到着したが既に行列ができており、会場に入って受付を終えたときには10時をすぎていた。
- 早期入場特典のお弁当、クッションはもらえず…
- 来年は9時までには着くようにしよう
- 昨年のAWS Summitでは最寄駅の海浜幕張ではなく京成幕張についてしまい、1時間くらい歩いて幕張メッセに行った苦い思い出がある
- 来年こそは成功させたい

昨年は京成幕張から幕張メッセに歩くの大変だった…
- 来年こそは成功させたい
- 昨年のAWS Summitでは最寄駅の海浜幕張ではなく京成幕張についてしまい、1時間くらい歩いて幕張メッセに行った苦い思い出がある
基調講演
- 入場が遅れ、途中参加のためあまり聞けておらず…
- Amazon Qが東京リージョンで日本語化するらしい

Amazon Qが日本語になるらしいです - Good work needs good person
認定ラウンジ
- AWSの資格取得者が入れるラウンジでいつものようにAWS SAAのシールをもらいました
- ついでにインスタ映えな写真も撮ってきました

自分が保有している資格のシールがもらえる。来年3月に切れてしまうので、早くSAPを取らねば。

資格の🪧でインスタ映え。保有している資格以外も持ってよさそうだったので欲張ってもよかったな。
サイバーインシデントをデモで実演!巧妙化する脅威からあなたの組織を守るには?
- 事前予約をしていたが、着席できず立ち見になってしまった(事前予約とは…)
- 予約していても座りたければ早めに行列に並ぶ必要がありますね
- 大体のデモの流れ
- webサーバ(EC2)に不正なzipファイルをアップロードしてweb shellを配置
- EC2のメタデータを使用してEC2の一時認証情報を奪取
- 認証情報を使って、CodePipelineで使用するS3に入っているappspec.yamlを書き換えてランサムウェアをダウンロード実行するように変更
- 社内PCでランサムウェアが起動…
- 対策
- 固定ファイルしか置かないバケットにはappspec.yamlの記述
- 某AWS GameDayでやったなぁというのを思い出した
- 自社プロダクトの宣伝
- Trend Vision One、エージェントを入れるだけで脅威対策してくれるのでお手軽で良いですね
- アンケートに答えて追加で資料のpdfをもらえるのは良い感じ
- メリットがないとなかなかアンケートを答える時間を作るのも億劫ですしね
お弁当再チャレンジ
朝早く会場に辿り着いて先着4000名の狭き門を通り抜ければ、お弁当引換券をゲットできるわけですが、見事早起きに失敗してしまいました。
そんな引換券がない人でも13:00からお弁当をもらえる救済措置があるという噂を聞いたので、13:06くらいにお弁当配布場所に立ち寄ってみるとなんとお弁当がありました!!!!
たくさん人がいてせっかくの救済措置でもお弁当チャレンジ失敗しちゃうんじゃないかな〜と思っていましたが、意外と人はまばらだったので杞憂でした
イベントスタッフの皆さんに感謝

今年は塚田農場のお弁当。

開封の儀。この後、唐揚げだと思い込んでソースをかけずチキン南蛮だけ食べてしまった。

ラウンジで軽くお昼寝。歯列矯正をしているので口を閉じ切れていないですね。
AWS でレジリエントな分散システムを構築するためのデザインパターン
- レジリエンス=障害に対応し、迅速に復旧する能力
- 分散システムでは多くのコンピュータが繋がっているため、すべての障害を予測するのが難しい
- 障害が起こる前提でいかに復旧するか考える
- 3層アーキテクチャのレジリエンス
- ロードバランサー
- ヘルスチェックに失敗したら異常サーバーへのルーティング停止
- アプリケーションサーバー
- スケールアウト・スケールイン
- DB
- プライマリ・セカンダリ
- アベイラビリティゾーン
- データセンターレベルでの障害でレジリエンス
- さらにレジリエンスを高めることはできるか?
- モノリシックアプリケーションの課題
- すべてのリソースを共有
- アプリケーションを分割してデプロイ
- サービス指向アーキテクチャ
- マイクロサービスアーキテクチャ
- モノリシックアプリケーションの課題
- 単にサービスを分割しても良くない
- 分散化→複雑化がトレードオフ
- 複雑性に対する対策も考慮
- グレイスフルデグラデーション
- 一部のコンポーネントが停止してもデグレードしてサービスを提供し続ける能力
- 一部の機能が使えないだけで主要機能は利用可能
- Amazonでも検索結果を表示するのに高負荷状態では緊急時の情報量を減らした検索結果を表示するようになっている
- 障害の種類
- ボーアバグ
- 繰り返し発生する
- テストフェーズで改善されているため、問題になることは少ない
- ハイゼンバグ
- 修正が難しいもの
- ボーアバグ
- リトライとエクスポネンシャルバックオフ
- リトライ待機時間を指数関数的に伸ばしていく
- サーキットブレイカー
- ロードバランサー
- シンプルな3層アーキテクチャでも分散システムの一種というのは確かにそうだなという気持ちになった
- あまり分散システムの知見がないので系統的に学んでみたい
次世代自動運転のための LLM 開発:大規模モデル学習とエッジデバイス環境の実現
- チューリング株式会社の発表
- 運転環境は「ロングテール」(=とれるデータとしてはシンプルな状況が多く、難しい判断をしないといけない状況は非常に少ない)というのはデータを元に判断するAIにとって難しく、技術でどう解決するか考えがいがありそうだなと思った

- 視覚に加え言語を通して状況を理解することで問題を解決する


- 独自の取り組みが多く、勉強になった
- マルチモーダルAI 「Heron」の開発

- 教習所でやる危険予測トレーニングっぽい

- 評価ベンチマーク

- データ収集システム

- 言語モデル

- 独自アーキテクチャ半導体開発

- FPGA開発



- マルチモーダルAI 「Heron」の開発
- モノとIT技術を組み合わせるのは面白そう
- 実際にモノとして見せるものがあるというのはユーザーに利点を訴求しやすいと感じる
- 最近はプライベートで電子工作をやっているが、業務でも活かせるところがあると嬉しい
まとめ
全体的に生成AIに関するセッションが多く自分にとって学びになることが多かったです。
体調の問題であまり多くのセッション・ブースに立ち寄れなかったのですが、後からオンデマンドの試聴をしつつ、来年は完璧なコンディションで参加していこうと思います!
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